足の歪みとは
足自体の痛みや足腰の不調は足の歪みが関係しています。
足の歪みとは主に距骨下関節や横足根関節の歪みです。
この歪みは施術や機能訓練では改善しません。
足の指は足に対して垂直にしか動くようにできていません。
足の関節が歪むと足の指を斜めに動かすような力が加わり続け、趾(足の指)の関節が変形してしまいます。
これが外反母趾の原因です。
外反母趾・足底腱膜炎などの足の障害やシンスプリント・アキレス腱炎・膝の障害などもこれらの関節が大きく関わっています。
足の歪みが悪化しないように予防することが大事です。
足には直立二足歩行をするための機能が備わっています。
様々な路面を歩いたり走ったりできるのもこの機能があるからです。
路面からの衝撃を緩和したり、蹴り出す力を地面へ効率的に伝えられるのも足機能のおかげです。
これら機能の中枢は距骨下関節や横足根関節という足の関節にあります。
これらの関節が歪むと外反母趾など足の問題を引き起こすだけではなく膝・腰・背中・頸などにも悪影響を及ぼします。
タコ魚の目は癖ではありません。
これらの関節の歪みから起こるのです。
人間は土台である足が歪むと身体が傾き、それでも倒れないようにするため様々な関節でバランスを取ろうとし姿勢を崩します。
やがてはそれらの関節(膝・骨盤・背骨)はストレスで破壊されていきます。
足の歪み=距骨下関節や横足根関節の歪みは炎症や変形の原因となるのです。
- 距骨下関節 過回内足・後足部内反など
- 横足根関節 前足部外反・内反
距骨下関節↓
矯正目的のインソールと、それ以外のインソール
柔らかい履物が身体に良いと思っている方が沢山おられます。
そしてインソールには合理的に矯正し足機能改善を目的とするものとクッション性を高めたり靴内容積を調整するようなものがあります。
足の不調の多くは柔らかく不安定な足に原因があるので、柔らかすぎて剛性の無い履物は症状を悪化させてしまうことがあります。
柔らかくて不安定な足を矯正するには硬くて剛性のあるインソールや靴が必要です。
症状を改善するインソールは剛性があり関節本来の機能を改善するインソールです。
当院のインソールは高剛性で足病医学的に足歪みを矯正し足機能を改善させます。
※歩行時に足へ体重の2倍の負荷、激しい運動時は体重の8倍の負荷が掛かります。足を矯正するにはこれらに耐えられる事がインソールに求められます。
個人個人の足歪みを矯正するインソール
症状に見合ったインソールを制作するには科学的な専門知識が必要です。
またバイオメカニクス(生体力学)にも精通していなければなりません。
勘と経験だけでは足の問題を解決することは困難でしょう。
いとう接骨院のインソールは正常に機能していない足部の関節を矯正し改善するものです。
足部関節矯正には歩行観察は重要事項であり、歩行中のどのタイミングで何が起きているかを確かめなければなりません。
それが分からなければ何処をどう矯正すればよいか決められません。
ただ足形を採って作っただけでは問題が解決しない事があるのはそのためです。
また殆どのオーダーメイドインソール作成現場では立った状態で足に体重を掛けたまま足型を採取しています。
加重して採取した場合、本来の足型を採取することができません。
当院では無加重中間位で正確な足型を採取しております。
いとう接骨院では足を矯正して違和感なく歩行や運動が出来るようにするために、足の正確な静的動的評価を致します。
≪足を矯正する高剛性のインソール≫
インソールには衝撃吸収や靴内容積の調整が目的の物があります。
衝撃吸収を目的とした柔らかいだけの製品は症状を悪化させる場合があります。
体重が内側に掛かる過回内足で柔らかいインソールを使うと踵の内側部分がつぶれて内側傾斜が強くついて症状を悪化させてしまうことがあるのです。
同様に柔らかすぎる靴も注意が必要です。
人間の足には歩行時に体重の2倍の負荷が掛かり、激しい運動時には体重の8倍の負荷が掛かります。
足を矯正するにはこれらの負荷に耐えねばなりません。
足問題解決には足病医学的根拠のある高剛性な製品を選びましょう。