長期間の外出自粛でフレイルになる。適度な運動で予防しよう。
高齢者は新型コロナウイルスに罹患すると重症化しやすいので、ヒトとの接触を避けるため不要不急の外出は避けた方が賢明です。
しかし長期間、家に閉じこもるとフレイルになる危険性があります。
フレイルの定義
フレイルとは「加齢に伴う予備能力の低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態」で日本老年医学会提唱の用語です。
フレイルは要介護状態の前段階として位置づけられていますが、身体脆弱性のみならず、精神・心理的脆弱性や社会的脆弱性などの多面的問題を抱えやすく、自立障害や死亡を含む健康障害を招きやすいハイリスクな状態を意味する。(東京都柔道整復師会資料より)
新型コロナウイルスの終息が長引くとフレイルになるリスクが増える
コロナウイルスの終息が長引くと、外出が減り運動量やコミュニケーションの低下により食欲不振や筋力低下を招きます。
フレイルの判定
体重減少 | 6カ月で、2~3kg以上の体重減少 |
筋力低下 | 握力 男性<26kg 握力 女性<18kg |
疲労感 | ここ2週間、わけもなく疲れたように感じる。 |
歩行速度 | 通常歩行速度<1.0m/秒 |
身体活動 | ①軽い運動・体操をしていますか? ②定期的な運動・スポーツをしていますか? 上記2つのいずれも「週に1回もしていない」と回答 |
※3つ以上フレイル
※1~2プレフレイル
3ツの密を避けて筋力体力を温存
3ツの密を避けるには、混んでいる病院やスポーツジムなどを避けなければなりません。
身体のためを思えば、スポーツジムや病院の敷居が高くなってしまいました。
そこで健康の原点に戻って、身体の関節にストレスが及ばない方法があれば試してみるのはいかがでしょう。
姿勢の悪化から関節に無理が生じ痛みがでる。
ヒトの足は建物の土台と言われています。
土台が機能しないと建物は傾いてしまいます。
ヒトは土台である足がちゃんと機能しなくても何とか立とうとします。
足が悪くてもその他の関節(膝・股関節・骨盤・背骨)を使って立とうとするのです。
この事を代償と呼びます。
代償が行われた関節はストレスで腫れたり痛みが生じます。
長い間代償が行われれば、骨自体が変形を起こすでしょう。
代表的な症例として、変形性膝関節症があります。
逆に考えれば、代償が無くなれば関節や筋肉の痛みが和らぐと言う事です。
今、接触を避け痛みを軽減しながら運動をするには足を矯正するのが早道です。
視力が弱って目のピントが合わない場合は眼鏡のレンズで矯正するように、足はインソールで矯正することが出来ます。
インソールで足腰の負担を軽減し、空いた道でウォーキングと軽微な運動でフレイルを防ぎましょう。
※運動不足で自律神経が乱れると、疲労が蓄積し回復が遅れ悪循環に陥ります。
この様な場合エレサスによる全身通電がお勧めです。

インソール
いとう接骨院
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