子供の足はとても大事
子供を良い姿勢でのびのびと成長させたいなら足を大事にしよう。
身体がどう育つかは子供のときの足にかかっていると言っても過言ではありません。
人は2本足で立てるように沢山の関節を使います。
足が本来の働きをしないと、他の関節がそれを補わなければ立つことができません。
足が悪いと身体を歪めてでも、人間は立とうとします。
だから姿勢が悪くなるです。
真っ直ぐで良い姿勢に育つには、人間の土台である安定した足が必要となります。
安定した良い足にするには生後1歳から6歳くらいまでがとても重要な期間と言えるでしょう。
この時期に足の機能が成熟していくのです。
激しすぎる運動や歩く機会が少なすぎると、良い足にはなりません。
適度でバランスの良い運動や生活が大事です。
大人の疾患や変形の原因は幼少期のもの
o脚や猫背の原因は幼少期にあります。
小学生の頃プールサイドに偏平足の足型を残した子供は、成人しても偏平足の足型を残します。
偏平足の原因の一つである後脛骨筋の機能不全も改善することがなく成長していくのです。
だから小学生になる前に手だてを考えなければなりません。
足機能が極度に損なわれていない足でも、身体を徐々に蝕んでいきます。
変形性膝関節症や姿勢劣化による腰痛や神経痛の種は子供時代に、まかれているのです。
足の異常に気づいたら
子供の足の異常に気づいたら。
まずは自力での改善を試しましょう。
改善が見られなければ、矯正用インソール(既製品とオーダーメイドがあります)を試していきます。
※画像は子供用インソール
生後2歳くらいまでの子供の足は土踏まずが無い扁平な足ですが、成長するにしたがってアーチがある大人のような足になっていきます。
なのであまり神経質にならないで下さい。
この時期を過ぎても偏平足なら過回内足を疑いましょう。
※装具による矯正をお勧めします。
何を根拠として正常・異常と見極めるか?
バイオメカニクス(生体力学)に則った評価を専門家にしてもらいましょう。
人の歩行は(平坦地で足を着く順番)
①踵を路面に着く→②小趾の付け根を路面に着く③親趾の付け根を路面に着く④路面を蹴りだす
①~④の間に足は柔らかくなり衝撃を吸収し、硬くなり蹴りだしの推進力を得ます。
これらが正常に行われないと姿勢が悪くなり、身体の各部にストレスが生じ痛みや変形が起こるのです。
特に成長期はスネの骨が外側に傾き(内湾)身長が伸びないなどの弊害が生じることがあります。
- 内股歩き
- 外股歩き
- 偏平足
これらは幼児に多く見られる症状で、足機能と深い関係があります。
内股歩き・外股歩きは大腿骨の回旋やスネの骨の捻じれによるものですが踵骨下関節回内が関わっています。
大腿骨の回旋によって骨盤の歪みも生じますので、姿勢にも大きな影響があります。
※側弯症などに関係していると考えられています。
足の観察は根拠のあるバイオメカニクスに沿ったものでなければなりません。
科学的の根拠がない足評価は混乱を招くだけでなく、症状を悪化させてしまう可能性があるのです。
例えば「裸足が健康に良い」とほとんどの人が信じています。
これはすべての人に通じることではありません。
足の問題が自己解決できない場合は矯正具となるインソールの使用が望ましいでしょう。
成人においてはなおさらと言えます。
根拠のある足病医学では日本の整形外科医と相反する場合が少なくないのです。
世間の一般常識に惑わされず、科学的根拠があり納得できる方法をぜひお選びください。
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