根本的治療とは
無理の無い身体を目指す
根本的な治療とは真の原因を解決して痛みや不調を取り除くことです。
それに対して症状だけを緩和するものを対処療法と言います。
原因をどこまで掘り下げるかで施術の成果は大きく変わります。
施術者は常に疑問を抱き解明する努力が必要です。
昨今の整骨院接骨院では根本治療という言葉が氾濫しています。
例えば腰痛は骨盤の歪みが真の原因であるという術者がいます。
はたして骨盤の歪みが腰痛の真の原因なのでしょうか?
私は骨盤を歪ませた外力こそが真の原因だと思っています。(癌などの内科的な問題を除く)
殆どの関節・骨・筋肉の痛みは外力(重力・反力)に耐えられなくなり起こります。
地面へ垂直に立っ時、ちょっとした角度のずれも身体の上部に行くほど大きくなります。
このずれを修正しながら、倒れない様に立ったり歩いたり人間は行動しているのです。
関節に異常があれば、その関節の動きを補おうとします。
これを代償と言います。
長期間代償を行った関節や組織は炎症や変形を起こしてしまいます。
だから代償によって不調を来したのならば他に原因があるのです。
二人で行ってた仕事を一人でするようになったと想像してみてください。
根本的な治療とは代償をなるべく小さくする事です。
言い換えれば「無理のない身体」にすることです。
根本的治療に欠かせない反力の入り口
人間は直立二足歩行の動物です。
したがって立って行動するときの反力の入り口は足になります。
足の関節が正常な角度で作用しなければ身体は適切に機能しません。
簡単に言うと姿勢が悪くなります。
地面に接する足の確度が一番最初に姿勢を決定させるのです。
建物でいう基礎の役割を果たすのです。
真直ぐ立つために、足が内側に倒れようとすれば他の関節で体重を外側に移そうとします。
目的の行動に反した動きを阻止しようと無意識にコントロールしているのです。
重力が身体に降り注ぎ、その反力が足裏に発生しますが足に問題がなければストレスなく上へ抜けていきます。
あしが適正に機能しなければ他の関節で代償させ、目的の行動を完結させようとします。
不調の根本的原因の解明には反力の入り口である足のバイオメカニクスチェックは欠かせません。
近年、過回内足などが問題視されています。
根本的なアプローチは姿勢を改善する
病原菌などによって起こる場合を除いて、痛みだけを取る対処療法では効果の持続は期待できません。
原因が物理的問題(反力)で起こる場合は、いかにその力の影響を合理的に減らすかが回復のポイントになります。
炎症を起こすストレス源を放置して消炎剤などの投薬を行っても、再発する事は目に見えています。
根本的な治療はストレスとなる反力を減らし、炎症疼痛を改善させます。
その結果、無理の無い姿勢になるのです。



