痛みはカラダの警報器
痛みの重要性と原因の理解
痛みの役割
痛みは、私たちの身体における重要な警報器として機能します。
痛みがあることで身体の異常や問題を早期に認識し、それに対処することができます。
もしこの警報器がなければ異常に気づかずに身体を使い続け、致命的な損傷を負う可能性があります。
そのため、痛みは生命維持において絶対に必要な要素です。
痛みが続く理由
痛みが取れない(長く続く)本当の理由は代償が治まっていないからです。
痛みが長引く場合、それはしばしば本当の原因が解決されていないことを示しています。
これは、壊れかけた機械を無理に使い続けることに似ています。
本当の原因を見つけて修理しない限り、痛みは完全に解消されることはありません。
痛みの正しい対応
- 医療機関への相談: 痛みが続く場合、自己判断だけでなく、専門家に相談することが重要です。
- 原因の特定: 痛みの根本原因を理解し、それに対する適切な治療を受けることが必要です。
- 適切な治療法の選択: 原因に基づいた治療法を選び、痛みを根本から解消することを目指します。
痛みは時に不快であっても、私たちの健康を守るための重要なサインです。
正しい知識と対応で、痛みを効果的に管理し健康な生活を送りましょう。
痛みだけを取る対処療法
異常を知らせるために痛みを発していた場合、痛みだけを取り除く処置(対処療法)は限られた時だけにするべきでしょう。
例えば末期がんの緩和ケアなどです。
回復が見込める場合は根本的な治療が理想です。
カラダが怠い状態が長く続きマッサージを受けても改善しないようなケースでは怖い病気が隠れていることもあります。
また生活面に問題があるかもしれません。
しかし一番見逃してしまうのは、姿勢が原因であることです。
人は痛みがある箇所を触ってもらいたいのです。
足が原因で姿勢を崩し腰や膝に痛み出している時でも、足を処置しようとする医療機関は少ないのです。
膝に水が溜まると痛みが出ます。
注射器で膝から水を抜くと、劇的に膝の痛みが治まり楽になります。
膝の水は、膝に炎症が起きた際に炎症を抑える(冷やす)ために水が出ます。
雑菌による炎症か関節自体に問題があるのかで処置が変わります。
雑菌が原因でない場合、関節に炎症を起こしている原因を無くさねば水を永遠に抜かねばなりません。
原因が雑菌でないなら膝の炎症や変形をもたらしたものを探し対処すれば、今までの様に水は溜まらなくなり痛みも出なくなるでしょう。
保険医療の現場は非常に多忙なので、そこまでする医療機関は稀です。
どうしても対処療法となってしまうのです。
姿勢が悪いのは何処かが悪い証拠
私たちの身体の姿勢は常生活の中で無意識に取られるものですが、長い間に渡って不自然な姿勢を続けると様々な身体の問題を引き起こすことがあります。
特に、悪い姿勢の原因として「代償」が関与していることが多いです。
代償とは何か?
代償とは、身体のどこかに問題があるときに、それをかばうために他の部位が不自然な動きをすることを指します。例えば、足に痛みがあるとき、その痛みを避けるために膝や体幹を過度に使ってバランスを取ろうとすることがあります。このような動きは、一時的には痛みを回避する助けになりますが、長期的には他の部位にストレスを与えることになります。
代償の具体例
- 足の歪み
足に問題があるとき、無意識に膝や腰を使って体重を支えようとします。これにより、膝や腰に過剰な負担がかかり、痛みや怪我のリスクが増えます。 -
肩の痛み
肩に痛みを感じると、反対側の肩や背中を使って動作を補おうとします。
この代償動作が続くと、肩の周辺の筋肉や関節に負担がかかることになります。
悪い姿勢が引き起こす問題
悪い姿勢は短期間であれば大きな問題を引き起こさないかもしれませんが、長期間続くと以下の問題を引き起こす可能性があります。
- 慢性的な痛み
代償による不自然な姿勢は筋肉や関節に慢性的なストレスを与え、持続的な痛みを生じさせることがあります。 -
怪我のリスク
代償された箇所は本来の動きでないため、怪我をしやすくなります。
これは、筋肉や関節が過度に負担を受けるためです。
痛みがないことが問題のサイン
悪いところが痛むとは限りません。
痛みがないからといって問題がないわけではありません。
むしろ、痛みを感じないことが問題を見逃す原因になることになるのです。
代償によって痛みが現れるまで、問題が進行している可能性もあります。
痛くない悪い箇所を探す
なかなか痛みの取れない膝痛などは、膝のストレス源を改善しないからです。
膝関節に掛かる角度を治さない限りストレスとなる応力は無くなりません。
膝関節に掛る角度を決める足自体が痛みを持たない事が多いため断定し難いのです。
痛みの根源のヒントがある場合があります。
例えば膝痛の原因が足の場合、外反母趾・タコウオノメなどや歩行異常が起きたりします。
これ等があれば足を疑います。
足の改善が無ければ、症状はさらに悪化していきます。
病院で骨の変形した画像を見せられれば、痛みは変形のせいだと思うのは当たり前です。
しかしもっと大事なことは、骨を変形させた力は何なのかを知る事です。
画像は現在の結果に過ぎません。
骨を変形させた力は衰えることなく残っているのです!
その力が膝を直撃し痛みをだしているのです。
その力の正体は地面に立つ足の角度なのです。
足が正常に機能せず、地面からの反力を歪に膝へ伝えるために起こる力こそが痛みの最大の原因なのです。
足を矯正すればその力は弱まると同時に痛みも和らぐのです。
痛み止めで痛み自体を弱められても、関節を襲う力を弱めることはできません。
特に足はカラダの土台ですから、足から上の部分全てに影響します。
それほど大切な部分なのです!
打撲などの直接的な怪我以外は、代償が影響している可能性があります。
特になかなか改善しない症状は代償が関係しているかもしれません。(内科的影響は除く)
いとう接骨院では毎月、足の無料相談会を開催しています。
足はカラダ全体に影響を及ぼします。
特に姿勢とは密接な関係がありますので、関心のある方は是非参加してください。
いとう接骨院
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