タコウオノメの原因はアーチの低下
人の足には縦アーチと横アーチがあります。
このアーチを作っているのが距骨下関節と横足根関節という足の関節です。
これらの関節が正しく機能しないとアーチに異常を来してしまいます。
近年問題となっている過回内足とは、踵が内側に倒れ過ぎた足です。
この様な足の外見は、接地時に扁平な足に見える事が特徴です。
また多くの人(人類の80%くらい)は横足根関節が外側に反り上がっています。
この状態の足は土踏まずから爪先にかけて様々な問題を引き起こします。
足裏のタコウオノメなどがある場合は横足根関節を疑いましょう。
横足根関節は踵の関節と影響しあいます。
だからこれら関節は足全体に関係すると言えます。
現にこれら関節の矯正によって足の多くの問題が解決できます。
アーチは山あり谷あり
時にはアーチが山型になり、時にはアーチが谷型になります。
この変化は人間の足に必要なものです。
いつも山型であったり谷型であることは問題です。
自由に山型や谷型になれることが足の大事な機能です!
安定している時や力を路面に伝える時は山型になり、地面からの衝撃を緩和する時は谷型に変化するのが正常な足です。
その他、路面に適応できるよう変化することも大切です。
正常な足は、アーチが高くなったり低くなったりタイミングに応じて変化します。
水平な地面に、普通に立っているだけでアーチが潰れてしまうことが問題なのです。
問題の原因は先ほどの関節(踵と土踏まずにある関節)にあります。
足の歪みは人それぞれ
足の歪みは人それぞれで、内側に反り上がっている人や外側に反り上がっている人もいます。
その角度(歪み)もそれぞれです。
足の矯正は主に歪みの角度や踵の動きを緩やかにすることです。
横足根関節の歪み角度は様々な問題を引き起こすので、人それぞれに修正しなければなりません。
したがって横足根関節を修正するにはオーダーする必要があります。
日本で入手できるオーダーインソールの多くは横足根関節を矯正していません。
なぜならば、患者が立った状態で横足根関節の歪みを正確に計測することは困難だからです。
だから私たちは患者が仰向け無荷重の状態で足型を採取し計測します。
歪んだ横足根関節の修正は重要です。
足を矯正すればタコウオノメが無くなる
足を正常に矯正すれば、部分的に掛かる圧が均等になりタコウオノメが無くなります。
横アーチが崩れてはいけないタイミングで崩れてしまうと、正常な横アーチが保てません。
横アーチが谷型になると、足裏に集中して圧が掛かり、タコウオノメが出来ます。
また横アーチの上下動が不安定になると親指や小指部分にもタコウオノメが出来てしまいます。
タコウオノメの矯正はインソールで
軽度な歪みはノースウエスト社のステップクラフトやスーパーグラスなどの矯正機能があるフットベッドなどが有効です。
重度な症状には同じくノースウエスト社のスーパーグラスがお勧めです。
ノースウエスト社は米国の医療用足底板メーカーです。
タコウオノメがある足は正常な姿勢を保てない
タコウオノメは足機能の異常で起こるのだから、建物の土台に異常があるのと同じことです。
人間の土台が異常ならば、姿勢は崩れます。
悪い姿勢のまま生活し続ければ、様々な関節が破壊されていきます。
変形性の膝関節症などは代表的な例と言えるでしょう。
足裏にタコウオノメがある方は要注意です。







