やわらかい靴は逆効果
足の疾患は柔らかい靴が逆効果になる!
踵や土踏まずが痛くなる足底腱膜炎・足底筋膜炎は過回内足に起こることが多い。
これは踵から足趾に伸びる足底筋が過回内で伸長し炎症するからです。(偏平足になった様に足が潰れるため)
踵の部分が炎症すれば足底腱膜炎になり、土踏まずの部分が炎症すれば足底腱膜炎になります。
過回内は足の内側に体重が多く掛かるので靴底やインソールが柔らかいと、それらは体重を支え切れずにつぶれてしまいます。
その結果、踵はさらに内側に倒れ足底筋はさらに伸ばされ炎症が増大してしまうのです。
足底腱膜炎・足底筋膜炎は圧迫されて起こるのではなく伸ばされて起こります。
柔らかい靴は体重移動でアウターソールがつぶれて傾くため、過回内足が悪化しやすくなるのです。
日本では柔らかくクッション性が高いと身体に良いと思っている方が多いのですが合理的な考えとは言えません。
踵や土踏まずの痛みが中々治まらない時は履物を疑いましょう。
足が悪い人ほど柔らかい靴を選ぶ傾向があります。
下の画像はアウターソールの内側がつぶれ難くするために補強してあるウォーキングシューズです。
本来人の足は路面の変化に対応し、衝撃を吸収し効率よく推進力を地面に伝えることが出来ます。
残念ながら現代人の足はこのような機能を失いつつあります。
足の不調は万病のもとです。
健康を維持するためにも足を大切にしましょう。
※歩行時人間の足には体重の2倍の力が、激しい運動時には8倍の力が掛かります。
柔らかい靴底に大きな力が掛かると靴底は急激につぶれ、路面と足の傾きが大きくなり様々な関節に強い負荷が掛かってしまいます。
柔らかい靴底に大きな力が掛かると靴底は急激につぶれ、路面と足の傾きが大きくなり様々な関節に強い負荷が掛かってしまいます。
この傾きががで歩く度に発生し全身に不調をきたすのです。
インソールで踵をコントロール
足底筋膜炎・足底腱膜炎は踵の関節の矯正で症状の軽減が見込めます。
足を矯正できる合理的なインソールであれば踵をコントロールできます。
違和感がなければ既製品のインソールをためしてみましょう。
強い偏平足の場合、既製品では違和感が強く使用できない事があります。
この場合オーダーメイドインソールを検討してください。
いとう接骨院ではNWPL社製オーダーメイドインソール(ノースウエスト)をお勧めしています。
いとう接骨院
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