腰を施術しても痛みがとれない
腰を傷めて来院した患者様がなかなか回復しない場合は、原因が腹部にあることが少なくありません。
つい痛みが出ている腰部を中心に施術しがちですが、腹部の状態は重要です。
腹部には腹横筋や腸腰筋などの、身体を支える大事な筋肉が存在します。
帝王切開や手術でこれらの筋肉を傷つけると腰痛の原因になるのです。
また運動不足で腸の状態が悪くなると腰痛を起こすことがあります。
便秘や下痢も腰痛に影響するでしょう。
歩行することで腸の働きを促進させるのでウォーキングは腰痛改善に役立つことがあります。
コロナ禍で外出を控え、歩行が減ると腰痛悪化の原因にるのです。
なかなか改善しない腰痛はお腹を疑いましょう。
※上図左:腹横筋 上図右:腸腰筋
お腹の施術にエレサスとアキュスコープ
腹部深部の筋肉にアプローチするのは低周波施術器などでは困難です。
マッサージなども直接アプローチするのは難しいでしょう。
この様な場合深部まで到達する微弱電流施術器エレサスやアキュスコープが有効です。
当院ではこれらの施術器を使用し好結果を得ております。
お腹の筋肉は脚と繋がっている
上画像は腸腰筋の緊張で体幹左側が伸びないため左腕が短く見えています。
腹部の筋肉⇒大・小腰筋(腸腰筋)はお腹から大腿骨の内側に繋がっている。
そのため大腿骨の向きが変化すると筋肉のテンションも変わってしまいます。
腸腰筋は何もしていない水平な所に立っている場合は緊張も緩みもしない状態です。
何らかの原因で大腿骨が内側や外側(つま先が内外に向く)に向いてしまうと腸腰筋は大腿骨側と背骨側のテンションが乱れ身体に捻じれが生じます。
つま先の向きで腰椎に掛るテンションが変化してしまうのです。
そして爪先の向きは踵の関節などに大きく影響を受けています。
踵の関節が正常に機能しないと爪先が異常な方向に向き、大腿骨と腰椎が捻じれ周辺の筋肉が異常緊張し痛みが発生するという悪循環が出来上がるのです。
人間が直立二足歩行ができるのは、倒れない様にバランスが取れるからです。
無理なバランスのとり方はストレスを生み、いずれは身体を壊してしまうのです。
足は身体の土台=基礎です。
だからおろそかにしてはなりません。
腸腰筋の緊張は踵などの足にある関節が原因(過回内足など)かもしれません?
いずれにしても腸腰筋の緊張は腰痛と深い関係があるのです。
頑固な腰痛に腹部腸腰筋のアプローチをしてみませんか。
いとう接骨院(本厚木駅前)
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