内股外股は要注意!
骨盤の歪みと爪先の向き。
内股
爪先が内側に向くと大腿骨(太もも)も内側に向きます。
大腿骨が内側に回旋すると骨盤は前に傾き反り腰になります。
外股
爪先が外側に向くと大腿骨(太もも)も外側に向きます。
大腿骨が外側に回旋すると骨盤は後に傾き扁平な腰になります。
この様に爪先の向きで骨盤が傾き歪んでしまいます。
だから、いとう接骨院では骨盤矯正に足の矯正が必要と考えております。
内股や外股は足部機能異常から起こるからです。
※一般的に大腿骨が正面を向いている時、爪先は外側に8°位開いています。
したがって爪先が真直ぐの時は大腿骨は内側に向いていると考えられます。
上画像
※大腿骨は頸部が30°位内側に倒れ骨盤下部で関節を形成。
※右の側面画像で分かるように大腿骨が内旋すると骨頭は後方に移動するため骨盤は前傾する。
足部機能異常とは
足部機能異常とは回内足や横足根関節の歪みなどです。
いわゆる偏平足などの原因である踵の過剰回内は女性では内股、男性では外股の原因になる事が多くあります。
大足根関節の歪みは歩行に大きな影響を与えます。
これらの足部機能異常が複合的に影響しあい身体に多大な影響を及ぼします。
足機能は鍛えられない
足の歪みは幼少期に起こり成人してからでは自力で治すことが出来ないと考えられています。
足の矯正には足病医学に基づいた機能的インソール(足底板)がお勧めです。
足のタコや外反母趾などは足の歪みが原因で起こります。
したがって、これを放置すると骨盤の歪みが進行し体調悪化が進行する可能性があるでしょう。
膝や腰の痛みがある方は要注意です。
足の歪みは正に万病のもとと言えます。
足の矯正にはオーダーメイドインソール
殆どの足には歪みがあります。
人類の80%は横足根関節が外反(つま先が外側に反り上がる)しています。
この歪みが歩行の妨げになり様々なストレスを関節に与えます。
姿勢の悪化や膝痛などは代表的な例です。
足の歪みは個人個人で異なるため、それに適したオーダーメイドインソールが理想です。
オーダーメイドインソールもまちまちで足病医学的に根拠のないものもあるので注意しましょう。
当院では米国の足病医が処方するNWPL社のオーダーメイドインソール取り扱っております。
爪先の向きが気になったら当院にご相談下さい!