子供の靴選び
子供の靴選びは、成長と深い関係があるので慎重に行わねばなりません。
足の機能を習得し足を形成する時期は生後1歳~6歳といわれています。
この時期に足へ悪影響が及ぶと成長の過程や成人してから足だけに止まらず、膝・腰・脊椎などに悪影響が及ぶので適切な靴を選びましょう。
※生後1~2才位までの足は土踏まずの無い柔らかな足で、骨自体も成長のための軟骨が多く成人の足の骨格と大きな相違があります。
※3才位から成人の足の骨格に近づき6歳くらいまでに足機能が成育すると考えられています。(米国足病医学)
※代償で身長が伸びなくなることもあるので注意しましょう。
ついつい大きな靴を選んでしまう。
子供の靴を選ぶ際に成長分を見越し、ついつい大きな靴を選びがちです。
現に足の疾患でいとう接骨院に来院される子供の大半は適正サイズの靴より遥かに大きな靴を履いています。
あまり大きなサイズを選ぶと(2サイズ以上:約1センチ)、子供の足が靴の中で不安定になり怪我や足の変形そして病気の原因となります。
特に足機能を矯正している子供の場合、足底板が機能しないばかりか悪影響を及ぼすことがあります。
通常ハンマートゥや靴ずれは小さい靴を履くことにより起こると考えられがちですが、大きな靴を履いた為に起こることが多いのです。
子供の将来を考え(外反母趾や姿勢)、適正サイズの靴を子供に与えましょう。
不適切なサイズの靴は矯正用インソールの効果が得られない!
たとえば、どんだけ高性能なメガネ用レンズでも、顔のサイズに合わないメガネフレームを使用したらレンズが機能しないばかりかよけい見難くなってしまうことがあります。
足を矯正する場合も同じことが言えます。
スポーツによる影響
足がちゃんと機能しない状態でスパイクなどトラクションの大きい靴を履きスポーツをし過ぎると、骨に大きな反力が及び骨端軟骨が骨化し身長が伸びにくくなります。
激しいスポーツをして身長が伸びなくなる原因の一つに足機能があるのです。
靴を選ぶ時のポイント
- フィットして適切なサイズ
- 剛性のある靴
※フレックス:親指の付け根と小指の付け根は曲がること。
※特に足の骨格が確りしてくる3歳以降は剛性のある靴をお勧めします。
もし足機能に問題があり、足をインソールで矯正している場合。
まず足に合ったインソールを入手し、そのインソールを入れた状態で適切な靴を選びましょう。
その時、成長分を見越し大き目の靴を選んだとしたらインソールと靴の性能を引き出せなくなるどころか身体に悪影響を及ぼしかねません。
あくまでも、足に靴やインソールを合わせるのであって靴やインソールに足を合わせるのではありません!
本厚木北口駐輪場の近くジンギスカン料理店の上 夜9時まで施療
いとう接骨院
神奈川県厚木市中町3-1-2濱屋ビルA2-1
平日 10:00-21:00
土曜・日曜 10:00-15:00
水曜・祝日 休診
℡ 046-295-6311
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