外反母趾と整骨院
整骨院や接骨院の本来の仕事はお怪我の手当てです。
なぜ整骨院や接骨院で外反母趾と思う方もいらっしゃると思います。
それは外反母趾の発生メカニズムが怪我や原因不明の痛みと密接な関係があるからです。
お怪我の手当ては関節の動きや働きを知らねばなりません。
外反母趾の痛みをとり生活に支障が無いようにする根本的な方法は原因の解決です。
科学的根拠を基に足を専門としているスキルの高い整骨院に相談しましょう。
どの様な足が外反母趾に成りやすいのか
外反母趾に成りやすいのは趾(足の指)より手前の関節に異常がある足です。
具体的な外反母趾の原因は回内足や横足根関節のゆがみにあります。
これらの足部機能異常は幼少期に芽生えてしまうのです。
外反母趾の解決方法
外反母趾の根本的なこ発生メカニズムを自力で治すことが出来ません。
しかし痛みを無くし快適にする方法はあります。
それは装具(足底板:インソール)による足の矯正です。
この方法なら悪化の予防にもなるのです。
手術で趾を真直ぐにしても外反母趾になった力が消失したわけではありません。
矯正で発生メカニズムを絶たねば問題が残ってしまいます。
手術後に趾が痛いのはそのためです。
外反母趾の場合、趾自体に原因がある事はほとんど無いと言ってよいでしょう。
原因は踵や土踏まずにあります。
外反母趾だけでなく患者様の故障の原因が足にあることが珍しくありません。
安静にして一時的に痛みが回復しても原因がそのままでは再発は防げません。
スポーツで脚周辺(足から腰まで)の故障を繰り返す場合や慢性的な腰の痛みは足を疑いましょう。
整骨院接骨院の資格では手術や投薬が出来ないのでバイオメカニクス(人間本来の動き)の監視は重要になります。
保存療法とは痛みをとるだけではなく動けるように回復させなければならないからです。
自動車の修理でエンジンがかかっても走れなければ意味がありません。
故障の原因を理解してこそ修理が可能なのです。
人間のも同じですね。
日本では足の医療が欧米ほど一般的でない
米国は足専門医の割合が高く足病医として広く認知されています。
日本では足専門の医師制度が無いため整形外科医などが足の診察を行っています。
足のバイオメカニクスは複雑なので片手間に行うのは困難でしょう。
だから米国で当たり前のことが日本では特別なことになってしまうことがあります。
足のバイオメカニクスが浸透すれば膝や腰の痛みで悩んでいる方をもっと救える可能性があると思います。
小手先やその場しのぎの対応では患者様を失望させるだけでなく信頼を失ってしまいます。
手術や投薬のできない整骨院接骨院は基本に戻り、患者様のために身体のバイオメカニクスもつと知るべきでしょう。
(画像インパクトトレーディング提供)
外反母趾にインソール
日本の健康保険でも外反母趾用のインソール(足底板)を作ることができます。
ただ健康保険のルールがネックとなって最新のインソールを作成することが非常に難しいのが現状です。
保険適用で負担が少なくても希望するような結果が得られなければ意味がありません。
当院では結果の出せるインソールをご提案いたします。
いとう接骨院のオーダーメイドインソールは衝撃を吸収するだけのインソールではありません。
人間本来の足機能を復活させるためのインソールです!
外反母趾の原因は足の不必要な傾きです!
外反母趾にインソールがなぜ良いのかを理解するには、外反母趾の発生原因を知る必要があります。
病院で行う治療や整骨院で行う施術も原因を理解しなければ、その場しのぎになってしまうでしょう。
外反母趾は足にある重要な関節が正常に機能しないために起こります。
この関節が機能するようにインソールで矯正すれば不必要な足の傾きが無くなり外反母趾が進行することを防げるのです。
そして痛みも軽減できるでしょう。
残念ながら変形を治すことはインソールでは出来ません。
変形を治す選択肢は手術以外ありません。
だからこそお子さんの足は注意深く見守りましょう。
手術で拇趾を真直ぐにしても、外反母趾に変形させた関節が正常に機能しなければ痛みが無くなるどころか悪化してしまうこともあるのです。
インソールで足機能を矯正すれば拇趾に掛るストレスが減るので、履くのが無理だと思っていた靴が履けるようになることもあり、靴選びのバリエーションが増えます。
手術の前にノースウエスト社のオーダーメイドインソールを試してみませんか?
※足の傾き:踵の傾きや土踏まずの捻じれ
※バイオメカニクス:生体力学
生活の質を向上させるインソール
人間は2足歩行の動物ですから足機能の乱れは身体に大きな影響を及ぼします。
足機能の乱れを補うために身体のいたるところで代償が起こるからです。
2本足で立つだけでも様々な機関が連携し転倒しないようにバランスを保っています。
それどころか激しい運動や複雑な動きにも対応しています。
これらを一番下で支えているのが足なのです。
足機能が未成熟であったり外因的問題で正常に機能しない場合はインソールで矯正できることがあります。
米国足病医学では足機能は生後6歳位までに習得すると考えられています。
6歳位までに足機能が身につかないと、後から鍛えることができません。
大人になってからでは出来ない事もあるのです。
いつまでも改善の可能性の低いことをしているよりも、足病学的に立証されているインソールによる足部矯正をお勧めします。
特に外反母趾の痛みなどの改善は即効性があり期待できます。
★インソールの効果
- タコ魚の目などの改善
足機能が矯正されると足に掛る荷重が均等になり趾の付け根に掛る荷重が減少するため。 - 足裏の張りや痛みの改善。
足の骨格が安定し足底筋が異常緊張しなくなるため。 - 外反母趾の痛みの改善
過回内足が矯正され体重が内側に掛りすぎるのを軽減するため - O脚の改善
足を矯正することにより大腿骨の回旋を防ぐため。 - 姿勢の改善
足を矯正することにより大腿骨の異常回旋を防ぎ骨盤が安定し姿勢を改善する。
※大腿骨が内旋すると骨盤は前傾(反り腰)
外旋すると後傾(ヘッピリ腰)
外反母趾矯正に求められるインソールの性能
- 剛性が高いこと
人間の足が歩行時に掛る外力は体重の2倍、激しい運動時には体重の8倍の力が及ぶとされています。
50kgの体重の方なら100kg~400kgの力が足裏に掛ることになります。
足を矯正するインソールはこれらの外力に耐えて足をコントロール出来なければなりません!
ノースウエスト社のオーダーメイドインソールなら堅牢なカーボングラファイトで出来ており長年の実績があります。 - 足病医学の概念で正確な足型からでき、効果が見込めること。
ノースウエスト社のオーダーメイドインソール無荷重3Dスキャンシステムにより採取された正確な足型から熟練した技術者により作成されます。
作製にあたり更に専門的なアドバイスが必要な場合は米国足病医による適切な指示を得ることも可能です。
ノースウエスト社のオーダーメイドインソールは科学的根拠を基に厳密に制作された製品です。※足型採取の際に踵の関節を中間位に保つことが重要です。
多くのオーダーメイドインソールはトリッシャムというウレタンフォームを使用しているため中間位で足型採取出来ません。
このことはインソールの出来が運しだいになる可能性を意味します。
※足型採取時に作成依頼者がウレタンフォームの箱に足を自分の意思だけで入れるので踵がニュートラルポジションにならない。
そもそもオーダーメイドインソールを作るような人の場合、回内足の方が多いので自然と回内した状態で足型が出来てしまうことが多い。 - 経済的であること
インソール使い続ける必要があります。
だから耐久性があり長期の使用に耐え修理が可能であることが理想です。
ノースウエスト社のオーダーメイドインソールなら丈夫なカーボングラファイト製でオーバーホールが可能です。
消耗品を交換できるのでエンジン部分以外は何度でも修理が出来、新品を作るより経済的です。
外反母趾は長年の不必要な足の傾きにより起こります。
この足の不必要な傾きはノースウエスト社のオーダーメイドインソールで矯正できます。
外反母趾でお悩みの方は是非ご相談ください。
整骨院や接骨院では保険で出来ることが非常に少ないので患者様のご負担が大きくなることがあります。
当院ではそのご負担を無駄にしないように、得られる結果を最大限にするように努力しております。
外反母趾の施術
足の歪みが母趾を変形させる外力を生みます。
外力を封じ込め施術することにより炎症や痛みは減少するでしょう。
足を矯正しなければ外力による関節破壊の悪化を防ぐことは困難です。
施術の効果も期待できません。
物理療法による施術は足の矯正無くしては考えられないのです。
インソールによる矯正が成功すれば。
痛みや腫れをとる施術は長く掛かりません。
矯正によるストレス解除は最高の施術です。
当院では腫れと痛みの緩和に微弱電流治療器アキュスコープを使用します。
一般的に外反母趾になる足は女性の場合大腿骨内旋骨盤の前傾になりやすいと言えます。
男性の場合は大腿骨外旋骨盤の後傾になりやすいと言えるでしょう。
足の傾きや歪みは姿勢などの全身に影響を及ぼします。
アキュスコープなどの物理療法は症状の緩和に有効ですが根本的な解決は出来ません。
インソールは外出時以外の室内での着用も是非お勧めします。
- acu-and-eresas
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