シンスプリントは何故おこる
シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)の原因は足機能不良(※過回内足など)によるものと考えます。
踵の過回内は後脛骨筋に強いストレスを与えるからです。
足に体重が掛かり踵の関節が過回内すると縦アーチが減少し足長が伸び後脛骨筋が緊張し、その動作が反復することによりストレスが増大してシンスプリントが起こると考えられます。
- Shin splints
- Shin splints
一般的には?
- 悪いランニングホーム(足機能が悪いとニーイントゥアウトになり易い)
- クッション性の悪い靴
- 筋力不足
これらなどが大きな原因とされていますが、少し漠然としすぎています。
私の考え
- 足部機能異常(過回内足・前足部の外反内反・後脛骨筋機能低下)
- 体重と運動量の増加
- 不安定な靴(柔らかく剛性の無い靴)
好発部位は脛骨下1/3ですが、上部に起こることもあります。
小学校に入学するまでの大事な期間。
この時期は足機能が成熟し、身体の成長にも大きな影響を及ぼします。
シンスプリントの発生原因(過回内足)も一歳から六歳位までの間に進行していると考えられます。
一歳から六歳位までに足機能が成熟しなければ、将来就学し体育やクラブチームで激しい運動を行いだすと骨自体の変形や関節周囲のストレスに悩まされることになります。
※シンスプリントを起こしやすい足はPTTDのような極度の過回内足である場合が多いので注意が必要です。
※悪いまま成熟した足でも足機能をインソールで矯正できる場合が有ります。
日本では足機能の理解が一般的でないため靴自体に足病学的なアプローチをされることが少ないと言えます。
特に小児の履く靴が粗悪なものになりやすく、激しい運動に耐えられるものが殆どありません。(良く売られている子供用運動靴は粗悪なものが多い)
成熟しなかった足機能が代償によって徐々に身体を蝕んでいきます。
成長し運動量が増えると、スネの骨に痛みが発するようになっていくのです。
シンスプリントの種は、生後1年位には植えられているかもしれませんね?
※良い靴を選びましょう。
※足機能が乱れていると、しっかりした良い靴は窮屈に感じるかもしれません。そのような場合は足を矯正できるインソールと一緒に使いましょう。
※この記事をご覧になっている方は別として、日本では足の事を深く考えている方が少ないので、メーカーもあえて本格的なものを販売しない或いは止めてしまうのかもしれません。
現に米国の某運動靴メーカも足病学的アプローチされている靴を日本から撤退させています。
なぜか米国ではそれらが販売されているのです。
子供の足の注意点
- 偏平足
- 足裏のタコ・ウオノメ
- 内股歩行
- 姿勢(足が悪いと姿勢が悪くなります)
- O脚・エックス脚
- フィットして確りした靴を履かせる(成長が早いからといって大きな靴を履かせない)
シンスプリントの改善!
シンスプリントの改善⇒安静
シンスプリントの改善⇒足の矯正(インソール)
シンスプリントの改善⇒硬くて確りしたフィットする靴
※いとう接骨院では、これらの提案以外にアキュスコープによる施術をお勧めしています。
過回内足など足部機能異常による不調は、筋力を鍛えても解消されません。
また、インソールを使用している時は足機能が改善してもインソールを使っていない時は足機能が悪い状態に戻ります。
したがって屋内でもインソールの使用が望ましいでしょう。
これは、メガネを使う時と同じです。(眼鏡を外すときは入浴時や寝る時ぐらい)
足を正しく理解して、健康な生活をおくりましょう。
本厚木北口駐輪場の近くジンギスカン料理店の上 夜9時まで施療
いとう接骨院
神奈川県厚木市中町3-1-2濱屋ビルA2-1
平日 10:00-21:00
土曜・日曜 10:00-15:00
水曜・祝日 休診
℡ 046-295-6311
info@foot-head.com
https://new-sight.foot-head.com

© OpenStreetMap contributors