足首の捻挫はなぜ起こる
足首の捻挫の原因は大きく分けて2種類あります。
- 単純外傷
- 足機能異常+外力
足首の捻挫で最も多いのは内返し捻挫(足首が外側に回転して起こる)です。
上の左側画像、外くるぶしは内返し捻挫のため輪郭がくっきりと見えません。
上の画像右側外くるぶしは怪我をしていないので外くるぶしがくっきりと見えています。
捻挫は関節周囲の軟部組織が外力によって破壊され関節周囲に浸出液が溜まって腫れを起こします。
単純外傷の捻挫は予測できない限り防ぎようがありません。
足機能異常による捻挫は些細な外力でも起こるので、捻挫ぐせがあるなどという人もいます。
足機能異常は適切なインソールを作製し使用すれば矯正できる可能性大なので、実践する価値があります。
捻挫の施術

距骨
内返し捻挫で前距腓靭帯が損傷した場合、多くの接骨院や整骨院では踵が外反した状態で固定します。
踵が外反した状態で固定すると距骨頭は内側に倒れこみ前距腓靭帯は更に伸ばされてしまいます。
したがって内返し捻挫の固定は距骨下関節ニュートラルポジションが良いのです。
当院では内返し捻挫が軽度な場合、既成のフットベッドで包帯固定を施します。
テーピングは長期間固定すると、皮膚がかぶれてしまうので包帯固定か強力なサポーターを既成のフットベットでニュートラルをキープします。
オーダーインソールが理想です。
足部機能異常による内返し捻挫
横足根関節(内側縦アーチの中央付近を横切る関節)が外側に反り上がっている場合、歩行中に小指を地面に接地させようと踵が外側に倒れこみ内返し捻挫を引き起こす場合があります。
この様な足の場合、頻繁に捻挫が起こりますが本人は原因が分からず癖と思い込んでしまいます。
これは足の捻じれが原因で起こる捻挫なので、本人に合ったインソールをあつらえることで解消できる可能性が大きいと言えるでしょう。
原因がはっきりと分からないものは癖や成長痛や老化などのせいと片付けられがちです。
特に足に関しは、そういう傾向が多いと思います。
もしかしたら、あなたの抱えている痛みは足のせいかも?
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