整骨院 肩こりは外傷?
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、整骨院の業務は外傷に限ります。
整骨院や接骨院の資格は柔道整復師です。
これは全国共通の規則で当地域の柔道整復も例外ではありません。
では外傷とは何でしょう?
- いつ
- どこで
- 何をして痛めた
この三つがあるものが保険者が言う外傷です。
それでは肩こりは外傷でしょうか?
上記の①いつ②どこで③何をして痛めたと言う事実(外力による組織の損傷)があれば、肩こりは外傷と言えるでしょう。
肩こりは症状であり傷病名(柔道整復の場合:捻挫・打撲・挫傷・脱臼・骨折)ではないのです。
だから柔道整復では患者さんから、肩こりの症状が出た経緯を説明してもらわないと対処できないのです。
先ほどの3点があれば外傷なので柔道整復で施術を受けることができます。
無ければ慢性疾患やほかの病気ということになり柔道整復で肩こりの施術は受けれません。
柔道整復で肩こりが施術できるか否かは上記3点にかかっていますが厳密な点とそうでない点があります。
- いつ→はっきりした記憶の無い場合は1週間前や2週間前などの漠然としていても大丈夫です。※あまり時間の経過しているものは認められないこともある。
- どこで→道路や自宅などで構いませんが、会社の場合で仕事中の場合は保険は労災になります。
- 何をして痛めた→小さな外力でも構いませんが、仕事中は労災保険・交通事故は自動車保険・他人または他人の所有物(動物も含む)の場合は第三者行為となり原則として健康保険は使えません。
柔道整復で肩こり(外傷性)を施術する場合は上記のことを理解しておいてください。
健康保険の取り扱いで保険者は外傷であるか無いかを厳しく調査しています。
※医学的な外傷とは→外力による組織の損傷です。(ぶつけた 捻った 伸ばした 挟まれた等です)
肩こりは症状だから損傷の発生起点が大事
柔道整復で肩こりの症状を 健康保険で緩和除去する施術をしたいのであれば、損傷の発生起点を柔道整復へ伝えなければなりません。
首肩が痛い肩がこっている→昨日重い物を自宅で持ち上げたら肩や首が痛くなった→①いつ=昨日②どこで=自宅③何をして痛めた=重い物を持ち上げ首を痛めた→保険適応
首肩が痛い肩がこっている→いつどこで何をして痛めたか忘れた→慢性疾患の嫌疑→保険適応外
この様に同じ症状でも保険適応されるかしないかが分かれてしまいます。
※肩こりの症状に重大な病気が隠れている場合がありますので、あまりにもひどい場合や施術の効果がでない場合は内科的な検査を受けましょう。
※頸部捻挫も慢性の肩こりも症状は似ているので明確な発生起点を柔道整復師に伝えましょう。
肩こりの解消
姿勢を良くしよう
姿勢が悪いのは背骨の傾きが悪い・骨盤が歪んでいる・O脚などの原因があります。
これらは足機能と密接な関係があります。
インソールで足機能を整えて姿勢を改善する。
なで肩の体形は肩こりになりやすいと言われていますが、これ以外にもストレートネックや猫背などの姿勢も足と深い関係があります。
規則正しい生活や適度な運動や食事などにも気を付けましょう。
骨盤が歪むと肩が前方に突出して腕が引っ張られ肩に負荷がかかります。(上図中央と右)
骨盤に歪みが無ければ姿勢が良くなり耳→肩→手→膝の中心→外くるぶしが一直線となり、腕の荷重は背骨にかかりストレスがありません。
足が正常に機能しないため大腿骨が回旋し、その力が股関節を介し骨盤を歪ませます。
- 上図左 正常な骨盤
- 上図中央 後傾した骨盤( 扁平な腰・ 猫背)
- 上図右 前掲した骨盤(俗にいう 反り腰で腹が前に出っ張ります)
肩こりは足が悪いがために姿勢を壊して、おきてしまうことがあるのです。
健康は良い姿勢から!
足の矯正やストレッチでカラダ全体を矯正して肩こりを無くしましょう。
姿勢矯正と同時にアキュスコープの施術は症状軽減の効果を発揮します
本厚木北口駐輪場の近くジンギスカン ラムちゃんの上 夜9時まで施療
いとう接骨院
神奈川県厚木市中町3-1-2濱屋ビルA2-1
平日 10:00-21:00
土曜 10:00-15:00
日曜・祝日 休診
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